「Undertaleって名作として語られているけど、検索候補に『つまらない』『過大評価』が出てくるのはなぜ?」「絶賛の声が大きいぶん、自分に合わなかったときの落差が怖い」——評判が高い作品ほど、買う前に冷静な検証を求めたくなる方は多いはずです。
先に結論をお伝えすると、Metacriticのスコアという客観指標で見る限り本作をクソゲーと呼べる根拠はほぼ存在せず、批評家レビューの否定的評価は0%です。
それでも「つまらない」と検索される理由は、作品の出来ではなく「独特のテンポと演出が肌に合うかどうか」という相性の問題に集約されます。
Metacriticの批評家スコアはPC版92・PS4版92・Switch版93で、いずれも最上位区分である「Universal Acclaim」に該当します。
この記事では、批評家スコアとユーザースコアの分布という数字の裏取りから始め、なぜ高評価作品が酷評ワードで検索されるのかという背景、批評家が評価している点と一部ユーザーが合わないと感じている点を、編集部が特定の主観に偏らないよう両論併記で整理しました。
読み終えるころには、絶賛の実態と、自分がこの作品に刺さるタイプかどうかをはっきり判断できるはずです。
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Undertaleの評価|「つまらない」は客観指標とどう違うか

まず、評価の全体像を数字で押さえておきます。
本作はToby Fox氏が2015年9月15日にリリースしたRPGで、現在はSteam・Nintendo Switch・PlayStation 4などマルチプラットフォームで遊べます。
Metacriticの批評家スコアはPC版92(43件)・PS4版92(18件)・Switch版93(8件)で、いずれもMetacriticの最上位区分である「Universal Acclaim」に該当します。
レビューの内訳は肯定的93%・混合7%・否定的0%で、批評家レビューのなかに否定的評価が1件も存在しないという、かなり珍しい分布です。
つまり、「クソゲー」という強い言葉と、批評家スコア90点台・否定的レビュー0%という実績のあいだには、はっきりしたギャップがあります。
一方、Metacriticのユーザースコアは全プラットフォーム合計で8.7(8,008件)です。
内訳は肯定的85%・混合7%・否定的8%で、こちらは高評価が大多数を占めつつも、1割弱の否定寄りの評価が存在します。
数字として見れば「批評家はほぼ全会一致で絶賛、ユーザーは大多数が高評価だが一部が割れている」という構図で、この一部の声が「つまらない」「過大評価」という検索ワードとして表に出てきています。
作品全体の位置づけを詳しく知りたい方は、Undertaleの評価まとめもあわせて確認しておくと、購入判断がぶれにくくなります。
Undertaleが「つまらない」「過大評価」と検索される背景
否定的な批評家レビューが0%の作品でも酷評ワードで検索されるのには、いくつか構造的な理由があります。
買う前に不安を感じる人が調べる典型パターンを整理しておきます。
絶賛の声が大きすぎて期待値が上がりきってしまう
Undertaleは発売から10年を経てもなお「名作」「人生を変えた一本」といった強い言葉で語られ続けている作品です。
期待値が最大まで上がった状態で始めると、序盤の素朴な見た目やゆっくりした立ち上がりに対して「これがそんなに評価されているのか」という違和感が先に立つことがあり、それが「過大評価」という表現につながります。
同じ内容でも、前評判なしで触れた場合とは受け取り方が変わりやすいタイプの作品です。
レトロな見た目から中身を判断されやすい
本作はドット絵ベースのシンプルなビジュアルで、スクリーンショットだけを見ると「よくあるフリーゲーム風のRPG」に見えます。
実際に評価されているのは弾幕シューティング風の戦闘や選択によるルート分岐といった構造の部分なので、見た目の情報だけでは高評価の理由が伝わりにくく、そのギャップが「何が面白いのか分からない」という感想を生みます。
否定の声のほうが拡散されやすい
SNSや動画のコメント欄では、多数派の満足の声より少数の強い否定の声のほうが目に入りやすい傾向があります。
Metacriticのユーザー評価では肯定的が85%を占めていますが、タイムライン上で見かける意見の比率がその通りになるとは限りません。
「つまらない」で調べる人の多くは酷評を探したいのではなく、絶賛が本当かどうかの裏取りをしたいだけ、というケースが少なくありません。
Undertaleが高く評価される理由
批評家スコア92〜93点・否定的レビュー0%を支えているのは、次のような要素です。
批評レビューで繰り返し挙がる評価ポイントを整理します。
弾幕シューティング風の斬新な戦闘システム
批評家評価で特に高く挙がっているのが、戦闘システムの斬新さです。
一般的なコマンドRPGの枠に、弾幕シューティングのような避けるアクションを組み込んだ構造になっており、ターン制でありながら受け身にならない緊張感が生まれています。
さらに、戦うだけでなく「戦わずに切り抜ける」選択肢が用意されている点が、単なるギミックではなくゲーム全体のテーマと結びついている——という評価のされ方をしています。
選択とルート分岐によるストーリーテリング
もうひとつ評価が高いのが、プレイヤーの選択とルート分岐を軸にしたストーリーテリングです。
プレイ中に何を選んだかが物語の展開に反映される設計になっており、「選択肢がある」こと自体を題材として扱っている点が批評家から高く評価されています。
同じゲームでもプレイヤーによって体験の輪郭が変わるため、クリア後の語られ方が人によって大きく異なるのも本作の特徴です。
どのくらいのボリュームがあるのかを先に知りたい方は、Undertaleのクリア時間・ボリュームもチェックしておくと安心です。
音楽の完成度
音楽も、批評家評価で必ずと言っていいほど挙がる要素です。
戦闘曲やキャラクターごとのテーマが場面演出と密接に結びついており、ゲーム体験の印象を決定づける役割を果たしていると評価されています。
作品を離れて楽曲単体で聴かれることも多く、ゲームを遊んでいない層にまで届いている点が、本作の評価の広がりを裏付けています。
Undertaleの賛否・合わないと感じる声
ユーザースコア8.7・否定8%という数字の中身にあたる部分です。
購入判断に直結するので、正直に整理しておきます。
「過大評価されている」という声
一部のユーザーからは「評判ほどではなかった」「過大評価されている」という評価が挙がっています。
ただしこれは、作品に致命的な欠陥があるという指摘ではなく、前評判との落差に対する感想として出ているケースが大半です。
批評家レビューの否定的評価が0%であることを踏まえると、「出来が悪い」という評価ではなく「期待値の置き方の問題」として読むのが妥当です。
独特のテンポ・演出が合わない
もうひとつ挙がるのが、独特のテンポや演出が肌に合わなかったという声です。
会話やイベントの間の取り方、コミカルな表現とシリアスな展開の混ざり方など、本作固有のリズムがあり、これは好みが分かれる要素です。
ここが合う人にとっては作品の最大の魅力になりますが、テンポの良い進行を求める人にとっては引っかかりになります。
レトロなビジュアルへの抵抗
シンプルなドット絵表現に対して、物足りなさを感じる層も一定数います。
近年の高解像度なRPGを基準にすると、見た目のリッチさという点では明確に方向性が異なります。
このように、本作の賛否は「作品を台無しにする欠陥」ではなく、期待値の置き方と好みのテンポに起因するタイプの指摘に集中しています。
「神ゲー」「クソゲー」と一括りにするより、自分がこのテンポと表現に乗れるタイプかどうかで判断するのが正確です。
Undertaleが向いている人・合わない人
- 向いている人:ターン制RPGにアクション性が加わった戦闘に興味がある人・自分の選択が物語に反映される構造を楽しめる人・ゲーム音楽を重視する人・レトロなドット絵表現に抵抗がない人・短めのボリュームで密度の高い体験をしたい人
- 合わないかもしれない人:前評判の高さをそのまま期待して遊びたい人・テンポの良い進行や派手な演出を求める人・高解像度なグラフィックを重視する人(他の候補も含めて幅広く比較したい場合はRPGおすすめもあわせて検討を)
本作は2015年発売のタイトルで、Steamのセールなどで値下がりする機会も多い作品です。
版の違いやセールの狙い目を詳しく比較したい方はUndertaleの値段・セール情報まとめもどうぞ。
よくある質問
Q. Undertaleは結局「つまらない」「クソゲー」なのですか?
A. 客観指標で見る限り、そう呼べる根拠はほぼありません。Metacriticの批評家スコアはPC版92(43件)・PS4版92(18件)・Switch版93(8件)で最上位区分の「Universal Acclaim」にあたり、否定的な批評家レビューは0%です。ユーザースコアも8.7(8,008件)で、肯定的が85%を占めています。
Q. それでも賛否が割れると聞きますが、何が理由ですか?
A. ユーザー評価では否定的が8%存在し、内容は主に「評判ほどではなかった=過大評価」「独特のテンポや演出が合わない」「レトロなビジュアルに物足りなさを感じる」という3点です。いずれも作品の欠陥というより、期待値の置き方と好みの相性に起因する指摘です。
Q. 逆に、どこが高く評価されているのですか?
A. 批評家評価で特に高いのは3点です。弾幕シューティング風の要素を取り入れた斬新な戦闘システム、プレイヤーの選択とルート分岐を軸にしたストーリーテリング、そして音楽の完成度です。この3つが揃って90点台前半のスコアを支えています。
Q. 前評判を知ってから遊ぶと楽しめませんか?
A. 楽しめないわけではありませんが、「絶賛の理由を確かめる」姿勢で始めると落差を感じやすい傾向があります。事前情報をできるだけ入れず、素の状態で遊び始めたほうが本作の構造上の仕掛けを体験しやすい、という点は購入前に知っておくとよいポイントです。
まとめ
Undertaleは、Metacriticの批評家スコアがPC版92・PS4版92・Switch版93と最上位区分の「Universal Acclaim」に該当し、否定的な批評家レビューが0%という、極めて評価の高い作品です。
ユーザースコアも8.7・肯定的85%と高い水準ですが、否定的が8%存在し、その内容は「過大評価」「独特のテンポが合わない」「レトロな見た目が物足りない」という相性面の指摘に集中しています。
つまり本作は「出来の良し悪しで割れている作品」ではなく、期待値の置き方と好みのテンポで刺さり方が変わる作品です。
弾幕シューティング風の戦闘・選択が反映される物語・音楽という3つの軸に興味が向くなら、客観指標が示すとおりの評価を実感できる可能性は高いといえます。
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出典・参考
- Metacritic:Undertale(外部リンク)
- ファミ通.com:UNDERTALE(PS4)のレビュー・評価・感想(外部リンク)



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